和歌山県新宮市で先月、いわゆる”白タク”に乗客を乗せて運転中にトラックと正面衝突し乗客1人を死亡させた疑いで中国籍の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪市西成区に住む小売業の斉宏宇容疑者(26)です。
斉容疑者は先月30日、和歌山県新宮市熊野川町でレンタカーに中国人観光客7人を乗せて運転中、大型貨物自動車と正面衝突し、観光客のうち女性1人を死亡させた疑いがもたれています。
斉容疑者は、営業許可を得ずに乗客を乗せて代金を取るいわゆる「白タク」営業だった疑いが強まり、道路運送法違反の疑いでも逮捕されました。
警察によると、斉容疑者は死亡事故を起こしたことは認める一方、「報酬をもらう予定はなかった」と”白タク”営業については否認しているということです。