身代金要求型ウイルス感染の影響拡大
通販大手のアスクルのシステム障害は、いまも復旧の見通しが立っていない。

こうした中、「無印良品」でもネット販売が停止されるなど、影響が広がっている。

アスクルによりますと、システム障害は身代金要求型のコンピューターウイルス・ランサムウェアへの感染によるもので、アスクルが展開する法人向け通販「ASKUL」や「ソロエルアリーナ」のほか、個人向け通販の「LOHACO」にも及んでいて、すべての受注や出荷を停止している。
「ASKUL」などには579万を超える登録があり、「LOHACO」のアカウントは1010万に及んでいて、復旧のめどは立っておらず、アスクルは個人情報や顧客データの流出について調査を進めている。
「無印良品」もネット販売を停止
一方、「無印良品」を展開する良品計画も19日夜にネットストアの停止を発表した。

アスクルの子会社が無印良品の配送を一部請け負っていることから、良品計画ではネットストアの利用を一時的に中止しているということで、影響は拡大している。
(フジテレビ経済部)