人と自然の営みを映像で綴る「ジオグラフィックとやま」。
17日は山の美しい紅葉をご覧いただきます。
紅葉の最前線を探しに富山市の有峰を訪ねました。
標高を上げるにつれ、葉っぱの色づきがグラディエーションのように変化していきます。
紅葉の最前線は、標高1400メートルの祐延湖まで下がってきていました。
ブナやミズナラなどの木々の葉っぱが色づき、水辺を秋色に彩っています。
紅葉は、赤、黄色、褐色の3種類。
最低気温が8℃以下になり、日照時間が短くなることで葉っぱが色づき始めます。
今年は、秋口に晴れた日が多く寒暖差も大きかったので色づきが良く、強風の影響も少なかったことから、葉が傷まず美しい色を保つことができました。
「10年に一度の紅葉の当たり年」と言われています。
山肌に散りばめられた宝石のような赤や黄色、雨を浴びて一層、輝きを増していました。