大阪府東大阪市の路上で今月16日に起きた自転車同士の接触事故で、警察はその場から逃走した24歳のアルバイトの女を道交法違反などの疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは東大阪市に住むアルバイトの女(24)で、警察によると、16日午前9時半ごろ、東大阪市長堂1丁目の市道上で、自転車を運転していた女が、56歳女性の自転車と接触し転倒させました。

女性は右肩を打撲するなどのけがを負いましたが、女は救護措置を取らず、その場から自転車を乗り捨てて、走って逃げたということです。

現場では目撃者が逃走を制止しようとしましたが、女はその隙を見て逃げたということです。

被害女性からの通報では「相手の自転車が酒臭い」「逃げようとしている」との情報もあり、警察は当初から酒気帯び運転の可能性も視野に捜査していました。

取り調べに対し女は、「お酒を飲んだ帰りに自転車を運転した。警察が来るまで待つよう言われたが、酔っていて早く休みたかったので逃げた」と容疑を認めています。

去年11月からは改正道路交通法により、自転車の飲酒運転やひき逃げへの罰則も強化されています。

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。