宝塚市の一部住民の血液から発がん性が指摘される有機フッ素化合物=PFASが基準を超える濃度で検出されたとして兵庫県議が対策を求めました。
5年前、宝塚市が「小浜浄水場」から供給される水道水のPFAS濃度を調べたところ国の基準値を超える数値が検出されました。
このため兵庫県の丸尾牧議員たちがことし7月から8月にかけてこの水道水を使う市民19人のPFASの血中濃度を調べたところ、7人が健康被害のリスクが高くなるとされる国際基準の数値を超えたことが分かりました。
丸尾牧兵庫県議
「汚染源調査が必要だということ、今後の汚染を発生させないという対策をきちんと取ってもらう」
宝塚市の森市長は「水質を分析し、問題に対応したい」としています。