国民民主党の玉木代表は17日夜、BSフジの「プライムニュース」に出演し、日本維新の会が連立入りも視野に自民党と目指す政策合意で「絶対条件」とする議員定数の削減について、法案が提出された場合には「賛成する」と述べ、21日に召集される臨時国会の冒頭で処理するよう呼びかけた。
議員定数の削減については、維新の吉村代表が17日午前、フジテレビの番組で、自民党との政策協議で求めている12項目の政策の中でも「絶対条件」だと強調し、年内の実現に意欲を示した。
これについて番組で玉木氏は、「自民党と維新が臨時国会でやるのであれば、速やかに法案を冒頭、処理しよう」と呼びかけた。
その上で、法案が提出された場合には「賛成する」と明言した。
そして、「物価高騰で困っている人たちのために、速やかな経済対策を打つための連立ではないか」と強調し、「年収の壁」の引き上げや、ガソリン税の暫定税率廃止などの物価高対策を訴えた。
また、公明党の連立離脱の理由となった企業・団体献金の規制強化について、速やかに実現すべきだとの考えを示した。