10月25日に宮崎市で開幕する秋の九州高校野球。
来年春のセンバツにつながるこの大会に県勢2校が出場します。
10月17日は宮崎第2代表として出場する宮崎学園を紹介します。
宮崎学園野球部は部員32人。
9月に行われた秋の九州高校野球県予選で準優勝、21年ぶりとなる秋の九州大会出場を決めました。
今年7月から指揮を執るのは濱田登監督。
これまで監督として宮崎商業と富島高校を春夏あわせて4回甲子園に導いた名将です。
(濱田登監督)
Q.今年のチームは
「ピッチャー右左2人いるので、この2人がしっかり投げてくれて守備も攻撃も平均点以上のチームになっていると思います」
チームをまとめるのは吉留侑主将。
攻守でチームを引っ張ります。
(吉留侑主将)
「最後まであきらめずに全員で声を出して、チャレンジャーとして一つ一つ丁寧に自分たちの野球をやりたいです。甲子園出場を目指し2勝して、全員で笑って勝ちたいと思います」
打撃陣のキーマンは、1番バッターの高浜太陽選手。
県予選では打率4割を超えチームの勝利に貢献しました。
(高浜太陽選手)
「最初に回ってくる打者なので、チームに勢いをつけられるような打撃をして、チームに流れを持ってこれるようなプレーをしたいです」
投手陣を引っ張るのは、ダブルエースの野脇桜眞投手と児島京介投手。
野脇投手は緩急をつけ打たせて取るピッチングが持ち味です。
(野脇桜眞投手)
「九州大会ではチームにいい雰囲気をもっていけるような投球をします」
児島投手は、力強いストレートとテンポのいい投球で相手打線に立ち向かいます。
(児島京介投手)
「自分が投げるイニングは全部0点で抑えられるように、いい投球をしたいと思います」
粘り強い試合運びで勝利をつかんできた宮崎学園、地元開催の九州大会で春のセンバツ出場を狙います。
(濱田登監督)
「最後まであきらめない試合をやりたいと思っています。今はタイブレークとかあって最後まで展開のわからない試合が多いので、1つ勝って次もう1つ勝ってセンバツ甲子園の切符を手に入れたいです」