東京都職員の給与が4年連続で引き上げられる見通しです。
月給では3.24パーセント引き上げられ、上げ幅が3パーセントを越えるのは34年ぶりです。
東京都人事委員会は、東京都職員の月給を3.24パーセント引き上げるよう勧告しました。
給与の引き上げは4年連続で、上げ幅が3パーセント越えたのは34年ぶりです。
ボーナスは、0.05月アップし4.9月となります。
また、若手の給与や処遇を改善させる狙いから、大卒の初任給を、1万9800円アップの29万400円と大幅に引き上げるほか、27歳までの若手の住居手当を現行の倍となる3万円に増額します。
モデルケースでは30歳主任の年収は28万3000円アップの585万3000円に、50歳の課長級の年収は、47万5000円アップの1170万6000円に部長級は、59万3000円アップの1399万7000円となります。
議会で承認されれば2025年4月からさかのぼって支給されます。
東京都人事委員会は人材の確保や若手育成につなげたいとしています。