新潟県五泉市出身のプロレスラー・鈴木敬喜選手が10月14日、故郷で一日警察署長を務め、特殊詐欺などへの注意を呼びかけました。
【五泉警察署 遠山春則 署長】
「鈴木敬喜殿。あなたを一日警察署長に委嘱します」
五泉警察署で10月14日、一日警察署長の委嘱を受けたのは、五泉市出身で新潟プロレス所属のレスラー・鈴木敬喜選手。
【新潟プロレス 鈴木敬喜 選手】
「自分が体を張って、五泉に安心・安全を伝えられれば」
一日署長を委嘱されたあと、鈴木選手はさっそく防犯イベントに出席。
五泉署管内で、今年9月末時点で去年より6件多い7件の特殊詐欺被害が確認されていることから、特殊詐欺への注意を呼びかけました。
防犯グッズの贈呈などが行われる中…五泉市役所に突然、特殊詐欺の受け子に扮する悪役レスラーが乱入。
ここで五泉市民の安全を守るために立ち向かったのは鈴木選手でした。
一時は劣勢に立たされますが、田邊正幸市長も参戦し、特殊詐欺の受け子を退治。
勝利の後には、地元の園児たちとともに高齢者に向けて特殊詐欺被害防止のメッセージを送りました。
【新潟プロレス 鈴木敬喜 選手】
「自分が『皆さん、だまされないように』と声を上げていきたいと思うので、皆さんも防犯対策・自己防衛を頑張ってしていってほしい」