ビジネスの力で社会の課題解決に挑むスタートアップが集結しました。

スタートアップの経営者など約100人が集結し、ピッチコンテストや展示を通してビジネスの力で社会課題の解決にアプローチするイベント「IMPACT STARTUP SUMMIT2025」が行われました。

イベントには、自民党の高市総裁も登壇しました。

インパクトスタートアップ協会・米良はるか代表理事:
社会問題解決の主体を国や行政だけに任せるのではなく、スタートアップが新しいイノベーションで困難だった領域も解決できるような状況になってきているので開催した。

展示ブースで重視されていたのは体験の提供。

例えば、AI(人工知能)とゲームを掛け合わせた英語教育アプリ「マグナとふしぎの少女」。
いい発音ができると敵を倒すことができるサービスです。

「マグナとふしぎの少女」は学校向けに無償で提供し、英語の楽しさを伝えることを通して地域格差や家庭格差といった教育の格差をなくしていきたいといいます。

さらに、年齢や体の違い、障害の有無にかかわらず、誰もが心地よく座れるように考えられたインクルーシブデザインの椅子「IKOU」も展示されています。

また、視覚障害の方が耳や手をふさがずに足元からの振動を頼りに、目的地までのルートや曲がる左右の進行方向を案内してくれるデバイス「ASHIRASE」もありました。

GPS(衛星利用測位システム)のない屋内でも使用できるデバイスを開発中で、今後はより多くの人に活用してもらいたいとしています。

インパクトスタートアップ協会・米良はるか代表理事:
今は民間企業が新しいイノベーションで解決していける領域が増えてきていると思うので、事業としても持続可能に、そして社会課題も解決できる。