半導体やインクジェットプリンターの部品などを手掛ける酒田市の東北エプソンの
新工場が完成し竣工式が行われた。
10日に行われた竣工式には関係者など80人が参加し、玉ぐしを捧げ安全を祈願した。
新工場は新興国のプリンター需要の増加を受け、セイコーエプソンが東北エプソンに51億円を投資して建設したもの。延べ床面積約1万1千平方メートル、鉄骨の2階建てで、新工場の完成によりプリンター部品の生産能力は現在の4倍程になるという。
(セイコーエプソン・吉田潤吉社長)
「量産のキャパシティを増やすだけでなくここで技術の進化を進めて行くそういう期待がある」
(東北エプソン・斎藤学社長)
「エプソンの中での新しい製品新しい技術を提供していくチャンスをいただいたので
、また一段高い意識を持って取り組める場ができたので非常に嬉しく思う」
新工場は来年5月からの稼働を予定していて、2030年までに200人の新規雇用を見込む。