地元の治水対策を知ってもらおうと、神埼市の職員が市内で建設予定の城原川ダムなどについて説明しました。

この講座は神埼市が取り組んでいる治水対策について知ってもらおうと市などが今年度から開いているものです。
この日は神埼中学校の1年生約170人が参加し、担当者がリモートで授業。
脊振町に建設が計画されている城原川ダムの役割や、建設予定地の住民は立ち退きが必要になっていることなどを説明していました。

【生徒】
「田んぼダムなどの水害をなくすための工夫を知らなかったので、知るためのいい機会になった」
【生徒】
「城原川ダムはつくることによってたくさんの人の協力が必要になってくるので立ち退きする人に感謝して過ごしていきたいと思った」

城原川ダムをめぐっては、水没予定地の住民50世帯のうち25世帯が集団移転を希望していて、その移転先となる神埼市神埼町の志波屋地区と平ヶ里地区で造成工事などが進んでいます。

このうち、10世帯が移る予定の志波屋地区は8月に造成工事が終わり、今後、住宅の建設に入る予定です。
一方、平ヶ里地区は来年3月末ごろに造成工事が完了する見込みだということです。

サガテレビ
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