岩手県内のスーパーでは新米が並び始めています。
奥州市のいわて生協の店舗では地元の農家が作った「銀河のしずく」の販売が始まりました。
奥州市水沢のコープアテルイでは10月8日、新米の販売にあわせてセレモニーが開かれ、買い物客向けに試食のブースが設けられました。
いわて生協では生産者と消費者をつなぐ活動に力を入れていて、2025年から奥州市と金ケ崎町の47戸の農家が栽培した「銀河のしずく」を「産直米」として販売することになり、8日に店頭に並べられました。
買い物客からは「冷めていても、モチモチしていておいしかった」「少々高くても、新米はおいしいので買ってしまう」などの声が聞かれました。
今回はセール価格で5kg・4622円(税込み)となっていて、農林水産省が発表している全国のスーパーの平均価格4211円(9月22日~28日)に比べると割高ですが、いわて生協では生産者の思いを発信していきたいとしています。
いわて生協 阿部信二理事長
「地元のコメを大事に食べていくことが大事であると理解してもらえるように、生産者と取り組んでいきたい」
産直米「銀河のしずく」は、県内のいわて生協の16店舗で販売されていて、宅配での販売も行われています。