熊本市は8日、事務処理ミスやセクハラ行為で男性職員2人を減給の懲戒処分にしたと発表しました。
減給10分の1、3カ月の懲戒処分を受けたのは、熊本市健康福祉局の男性主任主事(59)です。
熊本市によりますと、この職員は区役所に勤務していた昨年度、重度障害者の電気式たん吸引器の給付申請を2件受けたもかかわらず、必要な事務処理を怠ったということです。
その結果、1件については給付ができず、申請者が自費で機器を購入したということです。
職員は、市の聞き取りに、「ほかの業務に追われて失念した。処理が終わったと思っていた」と話しているということです。
また、女性職員に対し、体を触ったりセクハラに該当する発言をしたりした50代の男性職員についても減給10分の1、3カ月の懲戒処分としました。