鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区を巡る公募について、鹿児島県は鹿児島サンロイヤルホテルを経営する鹿児島国際観光を事業予定者に決めたと発表しました。
県は鹿児島市本港区エリアの住吉町15番街区を貸し付ける公募を行い、新築移転を希望している鹿児島サンロイヤルホテルを経営する鹿児島国際観光1社のみが応募していました。
公開プレゼンテーションやヒアリングなどの審査をへて、県の評価委員会は9月3日、鹿児島国際観光を最優秀提案者に決定。
県はこの決定や県議会での議論などを踏まえ、8日、鹿児島国際観光を事業予定者に決定したと発表しました。
鹿児島国際観光が提案したのは9階建てで客室が281室あるホテルの建設で、2000人規模の式典にも対応可能な大宴会場や、地元の飲食店が入る「海の屋台村」を設置するとしています。
県は「提案がより優れた内容となるよう協議を行っていく」としていて、「10月中には貸付期間や今後の手続きなどについて定めた基本協定を結びたい」としています。
決定を受けて鹿児島国際観光は「事業予定者に決定したとの連絡をいただき従業員一同大変喜んでいる。これからの鹿児島の観光、スポーツ、文化などの振興に努めてまいりたい」とコメントしています。