8年前に閉店したJR仙台駅西口にある旧さくら野百貨店の建物について、11月から本格的な解体工事が始まることになりました。

旧さくら野百貨店仙台店は、「丸光」として1946年に営業を始め、仙台駅前のシンボルとして長らく市民に親しまれてきました。

しかし、業績の悪化を理由に2017年に閉店。その後は「ドン・キホーテ」の運営会社、「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」が半分以上の土地を所有し、再開発を進めることになりました。

ただ、複数の地権者との間で調整が難航するなどして、8年以上建物の解体は行われませんでしたが、11月から工事に着手することが決まったということです。

解体工事は2027年6月30日までの予定で、「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」は解体後の活用方針について現時点で決まっていないとしています。

仙台放送
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