給食に地場産食材を1品追加する福井県の取り組みが、今年度から始まりました。7日は越前市内の小学校で、隣りの鯖江市の伝統野菜「吉川ナス」を使った新メニューが給食で提供されました。
  
吉川ナスは鯖江市で1000年以上の歴史があるとされる伝統野菜で、皮がやわらかく加熱すると、とろけるような食感になるのが特徴です。
  
7日の給食に追加されたのは、この吉川ナスが入ったメンチカツで、ハヤシライスの上に乗せて提供されました。
  
このうち吉野小学校では、児童たちがそのままほおばったり、ハヤシライスのソースと合わせて食べたりと、思い思いの食べ方で楽しんでいました。
  
味噌を少し加え、ナスの甘みを活かして苦味をおさえたのがミソだそうです。
 
児童たちは「お肉とナスの組み合わせが美味しかった」「甘いけどちょっと苦味がある感じ。でも甘みの方が強くあって美味しい」と話し好評でした。
  
吉川ナス入りメンチカツは今後、敦賀市や鯖江市の小中学校など70校でも提供されます。     

福井テレビ
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