ガザでの戦闘開始から7日で2年です。
イスラエルとイスラム組織ハマスは6日、エジプトで停戦交渉を始めましたが、予断を許さない状況です。

こうした中、FNNは食料不足が深刻化するガザ内部の様子を取材しました。

カメラが捉えた砲撃音。
ガザ地区では、イスラエル軍が4日に軍事作戦を縮小したあとも攻撃が続いています。

食料不足も深刻で、配給所に人が殺到し、子どもたちがずんどうにわずかに残ったご飯を争うように求める様子が映し出されています。

人々は、いつ開くのか分からない配給所のそばでただ待ち続けています。

ガザ地区の住民は「年寄りなのに、ご飯かパスタ1皿のために24時間持っている。信じられるか?(Q.もし配給所が今日閉まったら?)そういう日は食べるものがない」と話しました。

また、イスラエル軍が北部ガザ市で制圧作戦を始めて以降、数十万人の避難民がなだれこんだ中部や南部では、路上にテントがあふれかえっています。

ガザ地区の住民:
テントすら持っていない。全部寄せ集めだ。

戦闘開始からこれまでに6万7000人以上が死亡。

早期の停戦が求められる中、イスラエルとハマスは6日、エジプトでの停戦交渉に臨みましたが、ガザの統治のあり方などで隔たりは大きく、予断を許さない状況です。

フジテレビ
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国際取材部
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