東京にある民間のシンクタンク「ブランド総合研究所」は2025年の都道府県魅力度ランキングを発表しました。この調査は1047の地域(1000市区町村・47都道府県)を調査対象とし、6月から7月にかけてインターネットで実施したものです。
「認知(地域が知られているか)」「魅力(地域がどのように評価されているか)」という大きく分けて2つの指標、90項目を尋ね、3万3449人から回答を得たということです。
その結果、香川県は前年から順位を1つ下げ、27位となりました。細かい調査項目をみてみます。地域資源評価の中で、「食事がおいしい」では北海道、福岡、大阪に次いで4位でした。
「ご当地グルメの認知度」は2位でしたが、この調査を行った、ブランド総研の田中章雄社長によりますと、讃岐うどんの影響が大きいということで、うどん以外の認知度があまり広がっていないのが課題と話しています。
近県では岡山県が前年から順位を6つ下げ、38位でした。
香川県以外の四国地方のほかの3県では愛媛県が前年から順位を4つ下げ、32位、高知県が前年から順位を2つ上げ、34位、徳島県が前年から順位を1つ上げ、41位でした。