自民党新総裁・高市早苗氏:「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」

4日、自民党の新しい総裁に高市早苗さんが選出されました。

街の人の声:
「え~じゃあ小泉さんじゃなくてってことですか?」
「“強い女性”っていうイメージはあります」
「どの人がなっても一緒かなって感じはしますよね」

逆風が吹き止まない中、党の再生を掲げる自民党。高市新総裁の誕生で自民党は『変わる?』それとも『変わらない?』

【4日・総裁選】
石破茂総裁の誕生からわずか1年。4日の自民党の総裁選では小泉進次郎農水大臣や林芳正内閣官房長官など5人の候補者が総裁の座を争いました。決選投票にもつれ込む混戦を制したのはー

「高市早苗君をもって当選者と決しました」

結党70年で初の“女性総裁”となる高市早苗さんです。

自民党新総裁・高市早苗氏:
「全世代、総力結集で全員参加で頑張んなきゃ立て直せませんよ。私自身もワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いて働いて働いてまいります」

自民党総裁選は国会議員による「議員投票」295票と全国の党員・党友による「党員投票」295票で争われました。県連の党員投票の結果は高市さんが2210票でトップ、次いで県連の中谷会長が推薦した林さんが1220票、小泉さんは1078票でした。

県関係の衆参国会議員4人の1回目の投票先です。中谷元議員が林さん。尾崎正直議員と中西祐介議員が高市さん。梶原大介議員が小泉さんに投票しました。高市さんと小泉さんで争われた決選投票では、尾崎議員と中西議員が高市さん。中谷議員と梶原議員が小泉さんに投票しました。自民党県連中谷会長は結果を受け、こう述べました。

自民党県連会長・中谷元 衆議院議員:
「高市新総裁を先頭に一致結束して自民党の改革、また物価高などの国民生活関連の対策、外交安全保障も含めてこの国のためにいい政治ができるようにしっかりと自民党まとまって対応していきたい」

高市さんは10月中旬に召集される見通しの臨時国会で第104代の総理大臣に指名される公算が大きく、その場合“女性初”の総理となります。高知県民はこの結果をどのように受け止めているのでしょうか。

高知市からの50代女性・店員:
「ホッとした感じも正直していまして、日本を取り巻く台湾・中国のいろんな難しい問題が出てきているので、うまいことまとめていただきたいのとアメリカとか上手に付き合っていただけたら」

高知市からの女性18歳・大学生:
「女性の総理が初めてなのでいろいろ期待している部分もあります。教育とか子どもに対しても支援をもっと充実させたら子どもが多くなるんじゃないかなって思うので変えてほしいなって思います」

衆参ともに少数与党となり国民の信頼がゆらいでいる自民党。高市総裁の誕生で変わると思いますか?

いの町からの60代男性・会社員:
「変わってもらいたいから。絶対変わる」

南国市からの20代男性・会社員:
「新しい風といいますか、ハキハキ思ってることを言ってくれそうなイメージはあるので」

県東部からの60代女性・福祉関係:
「昔からある党やけどその分、お偉い方たちがねたくさんいらっしゃるから急に変わるってことは難しいと思います。徐々に変わっていただければ」

高知市からの50代男性・トレーナー:
「去年と同じ人しか出てないので新しいニューリーダーっていうものがない。前任の石破さんもいっぱいやってくれるんかなって思ったら結局、尻すぼみでうん?って感じだったので総理になる人はもっとはっきり言える人がいい。どこの国に対しても国民に対しても」

高市さんのキャッチフレーズ通り“サナエあれば憂いなし”となるか。その手腕に注目です。

高知さんさんテレビ
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