外国資本による土地の取得が取り沙汰されている山口県の笠佐島を守ろうと、地元、島民や有志などが「島を守る会」を設立し、6日会見を開きました。

「笠佐島を守る会」を設立したのは、山口県周防大島町笠佐島の住民4人と有志など11人です。
6日の会見で、八木秀也代表は、住民が知らない間に外国人が土地を取得していたとして、今後、住民不在のまま乱開発などが行われないよう活動すると訴えました。

会によりますと、笠佐島では2017年頃から住民に説明がないまま島の南側、およそ3700平方メートルが売買され、その後、上海在住の中国人と見られる人物が土地を所有していることが明らかになりました。
購入された土地には現在、工事用の重機や資材などが確認できますが、工事は行われていないということです。

【笠佐島を守る会・八木秀也代表】
「一番心配なのは乱開発されて何に使うかということが何の説明もないというのが不安なんです。」

「笠佐島を守る会」は今後、クラウドファンディングで資金を募り、土地の買戻したいとしています。

テレビ新広島
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