複数の鉄道会社が乗り入れている岐阜県の駅で10月6日、テロ対策の訓練が行われ、警察への通報など、連携を確認しました。
訓練は、岐阜県の恵那駅に乗り入れているJR東海と明知鉄道が合同で行い、JR中央線の車内にテロ行為を疑わせる不審な紙袋を持った男がいる想定で始まりました。
男が恵那駅で降りると、JRの駅員が明知鉄道にも情報を共有し警察に通報。明知鉄道のホームに逃げた男を、駆け付けた警察官が取り押さえる流れを確認していました。
ホームに放置された紙袋は、防護服を着た岐阜県警の機動隊が中身を確認し、ガスなどが漏れないように密閉された容器に入れて撤去していました。