国のかじ取り役となる自民党の新しい総裁に高市早苗氏が選ばれました。全国の党員などの「地方票」を多く獲得し、期待を寄せる地方の声に耳を傾けることが求められています。

「高市早苗くんをもって当選者と決した」

決選投票で小泉進次郎さんを破った高市新総裁。3度目の挑戦となる今回、女性として初めてその座を手中に収めました。

◆「子育てしやすい日本を」「賃金よくなってほしい」岡山県民の反応は

【岡山では・・・】
(60代 会社員)
「日本国民のために頑張ってほしい」

(30代 個人事業主)
「子育てしているので子育てしやすい日本を期待」

(10代 高校生)
「自分たちが働き始めてからの賃金がよくなってほしい」

◆「女性に分かりやすく」「中国との関係もうまく対応を」香川県民の反応は

【香川では・・・】
(70代 無職)
「女性が働ける社会に導いてほしい」

(60代 パート)
「住みやすい日本に。物価高のこととか女性に分かりやすく、安く、そして安定した生活ができるように(してほしい)」

(80代 無職)
「右寄りだとされるが中国との関係もうまく対応するようにしてほしい」


◆加藤勝信財務相が小泉陣営に入るも…地方票で圧勝の高市氏 岡山・香川両県連の反応は

国会議員票と地方票で争われた総裁選。高市新総裁は決選投票で地方票47票のうち36票を獲得しました。

岡山では、地元選出の加藤勝信財務大臣が陣営に入る小泉さんが優勢とみられましたが、高市新総裁がトップとなりました。そして香川も同じく高市新総裁がトップに。力強い保守的な主張や地方の「暮らし」と「安全」を守るとした公約に支持が集まりました。

◆女性初の「首相」へ指名される見通し まずは「政策」と「党運営」

岡山県連の内山登幹事長は「新総裁のもと地方創生を軸に諸課題に正面から取り組み夢がある地方づくりを進める」とコメント。香川県連の大山一郎幹事長は「党員の意向が反映された結果を真摯に受け止め、挙党体制を構築することが重要」としました。

(自民党 高市早苗新総裁)
「暮らしの不安や未来への不安を夢や希望に変えてくれる政策を打ち出す。そういう政党だと感じてもらえる党運営を行う」

高市新総裁は10月中旬に予定される臨時国会で女性初の総理大臣に指名される見通しです。

岡山放送
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