目の不自由な人が不便に感じていることや盲導犬の役割について子供たちに知ってもらおうと10月6日、岡山市の小学校で出前授業が行われました。
岡山市の灘崎小学校にやってきたのは日本盲導犬協会島根あさひ訓練センターのPR犬「アクア」です。4年生45人が出前授業に参加しました。
授業は、目の不自由な人や盲導犬への理解を深めてもらおうと岡山西ライオンズクラブが行ったもので、児童たちは、実際にアクアの動きを見て、障害物があればう回して、ユーザーの安全を守っていることなどを学びました。
(児童は…)
「(狭い道を歩く時に)盲導犬が人も通れるように考えているのがすごいと思った」
「困っている人がいたら声をかけて優しく教えたい」
(日本盲導犬協会 角谷南さん)
「正しく視覚障害や盲導犬について伝えることで、困った人を見つけた時のサポートが広がれば」
日本盲導犬協会によりますと、岡山県内では現在、13頭の盲導犬が活躍しているということです。