閉幕まであと7日となった大阪・関西万博。
天皇皇后両陛下は、2025年4月の開会式に続き2回目となる会場視察をされました。

6日正午過ぎ、日本館に到着し吉村大阪府知事らの出迎えを受けられた両陛下。

雅子さまは青のパンツスーツにパールのネックレス。
陛下は水色のストライプのシャツという装いです。

このころ日本館の周辺には、両陛下のお姿を一目見ようと多くの人が集まっていました。

訪れた男性は「陛下が来られるということで、たまたまうまいこと来られる日に当たったので、絶好のチャンスやと思って」と話します。
男性は少しでもいいポジションを確保しようと試みましたが、待っていた場所では両陛下のお姿が見られないことが分かると、何とか場所を探して移動しますが、結局、諦めることに。

そして午後2時ごろ、国連パビリオンに到着された両陛下は、集まった人たちの歓声に笑顔で手を振り、出迎えた国連関係者にあいさつされました。

国連パビリオンでは、国連の活動が分かる「オーブの部屋」で英語の説明を受けられました。

その後、隣の「国際機関館」へ。

両陛下が徒歩で移動されると、来場者から大きな歓声が上がり、両陛下は笑顔で手を振られました。

午後3時半ごろには、万博のメイン展示「いのちの未来」へ。

来場者は「とても仲むつまじい感じで、雅子さまはすごいきれいな色のミャクミャク色のスーツを着られていたので、とてもきれいでした」と話しました。

ロボットと人間が共生する未来を体験する展示を見学された両陛下は、6日夜、帰京されます。