愛媛県松山市の「松山秋祭り」は多くの地区で7日にクライマックスを迎え、北条地区は10日から4日間開かれます。見どころと詳しいスケジュールを紹介します。
最も早い時間に始まるのが「暁の宮出し」で知られる三津厳島神社の祭礼。7日午前1時、かき手たちの走り込みをきっかけに宮出しがスタート。境内で4つの地区のみこしが、かき棒同士をあわせて押し合う力強い鉢合わせが披露されます。
“ケンカみこし”で知られる道後地区の宮出しは7日午前5時半頃から開始。今年は6体のみこしが駅前の広場に集合。午前7時からみこし同士が激しくぶつかり合う呼び物の鉢合わせが展開されます。
松山市の無形民俗文化財に指定されている勝岡八幡神社の「一体走り」は7日午前7時半頃、みこしを担いだふんどし姿の男たちが約100メートルの参道を一気に駆け抜けます。重さ200キロ以上ある神輿を揺らさないよう、息を合わせて走ります。
300年以上の歴史を誇る古町地区の「四角さん・八角さん」は、7日午前6時頃と午後6時ごろの2回、城山公園で「鉢合わせ」を行います。
また北条地区の秋祭りは10日から13日までの4日間行われます。
12日午後4時半からは、國津比古命神社で宮入りするみこしを「ご神体」が出てくるまで石段の上から何度も落とす荒々しい「みこし落とし」が行われます。
13日の午後3時頃からは、北条辻の鹿島神社の祭礼で、みこしを川に投げ入れてけがれを払い落す「みこしみそぎ」が行われ、松山地方の秋祭りはフィナーレを迎えます。
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