北海道胆振地方のむかわ町で、10月5日夜にクマ5頭が一度に目撃されました。クマは道路を横断し、民家の敷地に入っていったということで、警察が注意を呼び掛けています。
警察によりますと、5日午後8時40分ごろ、むかわ町穂別の道道59号で、北に向かって走行していた30代の男性が道路を西から東へ横断するクマ5頭を目撃しました。
一番大きいクマは体長約2メートルで、それ以外は小さかったということです。
5頭は親子とみられ、道道を横断したあと、民家の敷地に入っていったということです。
通報を受けた警察が現場周辺で警戒活動を行いましたが、クマは発見されませんでした。これまでのところ、クマの痕跡や被害の報告はないということです。
現場は街灯がなく、夜間は真っ暗になる場所であるため、警察は夜間の走行に注意するよう呼び掛けています。