日本維新の会の吉村代表は6日の取材で、一部報道で「高市新総裁が国民民主党との連立に意欲」という内容が伝えられていることについて、「高市総裁がそう思われるのであればそのままやられればいいと思います」と述べた。

また維新と自民党との連立協議について記者から聞かれ、「何の協議の申し入れも受けていない段階でこちらから何か言うことはないし、今、僕から何か申し上げることはないということです」と話した。

維新 吉村代表
維新 吉村代表
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■吉村代表の発言詳細は…

記者:連立協議について、4日土曜、斎藤代表が副首都構想に疑問があると。枠組みの上で、高市新総裁側に述べた。今後、連立に向けた協議を進めていくうえでこういった意見が出ていること、影響については?

維新 吉村代表:そもそも連立については何の協議もない中で、僕がどうこう言うことはありません。

維新 吉村代表:ですので、メディアのみなさんが『連立協議については』と言うけど、何の協議の申し入れも受けていない段階でこちらから何か言うことはないし、今、僕から何か申し上げることはないということです。そんなに簡単な話じゃないということです。

記者:高市総裁が国民と連立に意欲という報道があるが」
維新 吉村代表:高市総裁がそう思われるのであれば、そのままやられればいいと思います。

自民・高市新総裁(今月2日・大阪での演説会より)
自民・高市新総裁(今月2日・大阪での演説会より)

■「公明代表が副首都法案に懸念を高市新総裁に伝える」報道にも言及

維新 吉村代表:それから、公明党さんが副首都法案に懸念があるということですが、どういうところに懸念があるのかを示してもらいたいと思います。

首都機能をしっかりバックアップして行く。そして、この首都圏だけに頼るんじゃなくて、そこに伍するような経済圏域を作っていく。まずは副首都として作っていく。

これは日本の経済成長戦略としても僕は必要なことだと思っています。まずは(首都・副首都の)”ツインエンジン”で日本を引っ張る。そして将来は多極成長型の国家を目指す。

そういった大きな方向性は重要なことだと、国家として本当に重要なことだと私は思っています。

まあ、ここについて、公明党さんがどこに懸念を示してそこまでおっしゃるのかということをぜひ聞いてみたいと思います。

公明・斉藤代表
公明・斉藤代表

■公明と高市新総裁の関係性「僕がどうこう言うことではない」

維新 吉村代表:それから、公明党さんが、さまざまな外国人問題であったり、あるいはその安全保障だったり、憲法改正等について懸念を示しておられる。

ここは公明党さんのこれまでのスタンスからすればそうなのかなと思います。ここは公明党と自民党との関係性なんで、僕がどうこう言うことではないと思います。

維新・吉村代表
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関西テレビ
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