世界遺産「白川郷」で知られる岐阜・白川村で5日、外国人観光客がクマに襲われました。
一夜明けた6日も周辺では警戒が続いています。
5日午前8時半ごろ、白川郷を観光していたスペイン人の男性(40)が後ろからクマに襲われ、右腕に軽いけがをしました。
現場は「展望台行きシャトルバス乗り場」付近で、6日も観光客でにぎわっていますが、シャトルバスは5日から運休が続いているほか、周辺の遊歩道などは通行止めとなっています。
フランスからの観光客は、「危険だと思う。私も友人も気を付けたい」と話します。
クマは体長1メートルぐらいのツキノワグマの子グマとみられ、白川村は現場近くにわなを設置して、猟友会とともにパトロールにあたっています。