9月28日以降、奄美大島沖の西の排他的経済水域内で調査を行っているとみられる中国の海洋調査船が、5日も確認されました。10管の巡視船が同じ海域でこの船を確認したのは、これが6度目となります。

第10管区海上保安本部によりますと、5日午前6時40分ごろ、奄美大島の西に約380キロの日本の排他的経済水域内で、中国の海洋調査船「向陽紅22」をパトロール中の巡視船が確認しました。

「向陽紅22」は船の側面からパイプのようなものを海中に延ばしていて、巡視船が調査を中止するよう無線で求めましたが、「向陽紅22」は応じず、現在も排他的経済水域内を航行していて、監視を続けています。

この調査船が奄美大島沖で確認されたのは9月28日と30日、10月1日と2日、4日に続き6度目です。

鹿児島テレビ
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