石破総理の後任を決める自民党の総裁選挙は10月4日、投開票が行われます。
「ポスト石破」を目指す5人の候補者、山陰選出の国会議員の間でも支持が分かれています。

4日に投開票が行われる自民党の総裁選挙。
国会議員1人1票の「国会議員票」と、全国の党員・党友による投票で配分が決まる「党員票」がそれぞれ295票、合わせて590票で争われます。

FNNの情勢調査によると、トップ争いは小泉農水大臣が当初から優勢を保っていますが、大きな上乗せはなく、党員人気が高い高市前経済安保大臣、議員票で急伸する林官房長官が追う構図となっていて、この3人から2人が決選投票に進むとみられています。

山陰選出の自民党所属の国会議員7人の支持の動向です。
石破政権を支えてきた林官房長官には、推薦人になった舞立昇治参院議員のほか、青木一彦官房副長官、出川桃子参院議員が支持する考えを示しています。

青木官房副長官はTSKの取材に対し、「石破路線を踏襲できる人で、政策的にもぶれず、一番安定している」として支持を決めたと話しました。

一方、島根2区選出の高見康裕衆院議員は、2024年の総裁選と同様に茂木前幹事長を支持、推薦人に名を連ねています。
また、石破総理の最側近・赤沢経済再生担当大臣、特定枠の藤井一博参院議員は、態度を明らかにしていません。

石破総理:
この1年間、政権に本当にともに汗をかき、力を尽くしてくださった方、そしてまた、基本的な政策を引き継いでくださる方、そういう方が結果として選ばれることがあればいいなというふうに思っておりますが、あえて、どなたということを申し上げることはいたしません。

自民党総裁選は、4日午後1時から国会議員による投票が行われ、「党員票」と合わせてその場で開票されます。

TSKさんいん中央テレビ
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