長崎県では、3日夜から4日朝にかけて線状降水帯が発生するおそれがあります。
気象庁スーパーコンピューターLFM(メソ気象モデル)では、長崎県付近に赤色や紫色の激しい雨が予想されています。長崎県では1時間に60ミリの滝のような非常に激しい雨が降る見込みです。
夜間の大雨は、寝ている間に状況が急激に悪化したことを気づきにくく、避難が遅れることがよくあります。このため、崖や川の近くにお住いの方や高齢者など避難に時間を要する方などは早めに避難するようにしてください。
今夜、やむをえず自宅に留まる場合は、崖や川から離れた部屋や2階以上の部屋など、少しでもリスクの低い部屋でお休みください。
また、九州北部では、4日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風が発生するおそれがあります。
気象台が発表する警報、土砂災害警戒情報、河川の氾濫情報や、地元の市町村が発表する避難情報などに注意してください。
執筆:三井良浩(フジテレビ気象センター)