10月1日夕方、岩手県矢巾町で道路を歩いていた73歳の男性がクマに襲われけがをしました。命に別条はないということです。
警察によりますと、1日午後6時ごろ、矢巾町太田の町道を近くに住む73歳の男性が歩いていたところ、体長1mほどのクマに襲われました。
男性が、持っていた傘をクマに向かって振り回したところ、クマは立ち去ったということです。
男性は右膝を引っかかれるけがをしましたが、命に別条はないということです。
現場は、矢巾中学校から南西に約1.4kmの住宅が点在する農村地帯で、警察などが住民に注意を呼びかけています。
県内で2025年クマに襲われた人の数は、これで24人となり2024年1年間を15人上回っています。