1日から一斉に値上げです。
県内バス5社の料金が10月1日から改定され、初乗り運賃はこれまでの180円から200円となりました。
【九州産交バス業務部 森山 諭 部長】
「昨今の物価高ですね、様々な部品・燃料・バスの車両などあらゆる物が値上がりしておりますので」
「私たちの自助努力ではまかないきれないところまできているため、今回値上げをさせていただく」
九州産交バス・産交バス・熊本電気鉄道・熊本バス・熊本都市バスの5社は1日、10月1日から一斉に値上げに踏み切りました。
県内の路線バスの初乗り運賃はこれまでの180円から200円となります。
【西村 勇気 アナウンサー・リポート】
「JR熊本駅の白川口です。バスがひっきりなしに出入りしています。きょうからの値上げを利用客はどのように感じているのでしょうか」
【バスの利用客】
「現金払いじゃないのであんまり実感はしてないんですけど」
「市電も200円に値上がりしたので、それと同じ感じ」
【バスの利用客】
(きょうから値上げは知ってた?)
「知らなかったです」
「乗るのは週1~2回なので、そんなにダメージはないと思うんですけど」
「人手部不足もあるので仕方ない部分もある」
燃料や人件費が上がった上に運転士不足も叫ばれているバス業界。
九州産交バスでは、全路線で平均18%の値上げに…。
所定の人員から7%不足した状態でやりくりをしているため、きょう以降、路線縮小になったエリアもあるということです。
【九州産交バス業務部 森山 諭 部長】
「お客さまにご負担を強いるのは心苦しく思っておりますけれども、今後、安定的にバスサービスを提供していくためにもご理解いただければと思います」