任期満了に伴い今年１１月に行われる呉市長選挙に立候補を表明していた元衆議院議員の三谷光男氏（６６）が立候補を取り下げる考えを明らかにしました。
【三谷光男氏】
「新原市政を倒すには、能勢陣営と三谷陣営が一本化するしか道はないと判断した」
２９日行われた会見で三谷氏は呉市長選挙への立候補を取り下げる考えを示しました。
三谷氏は同じく呉市長選への立候補を表明していた能勢泰人氏（５７）の陣営と協議を行い、年齢の近さや政策の一致点などから候補予定者を能勢氏に一本化する判断をしたということです。
今後は能勢氏との間で政策の擦り合わせを行い、支援に回る方針です。
【能勢泰人氏】
「呉市が良くなるために、その思いで英断を下してもらい、わくわくする呉をつくるために一緒にやっていけるという心強い判断を頂いたと思っている」
このほか、呉市長選挙には３期目を目指す現職の新原芳明氏（７５）と元総務省官僚で新人の杉田憲英氏（５６）が立候補を表明しています。
