山陰地方では、28日夜遅くから29日未明にかけてまとまった雨が降りましたが、日中は島根県で天気が回復に向かいました。
気温も平年並みとなり秋をようやく実感できるようになりました。

29日午後の松江市の空です。
雨を降らせた前線が通過した後は、晴れ間が戻りました。
空にはうろこ雲などと呼ばれる巻積雲や、ひつじ雲などと呼ばれる高積雲が広がり、秋らしい表情を見せていました。

一方で、空の低い所には、わた雲と呼ばれる積雲も浮かんでいました。
空気中に湿った空気が流れ込んでいるためで、所々で雨を降らせました。

また最高気温を見ると、先週9月25日は松江などで真夏日を記録していましたが、29日は、松江で25.4℃、鳥取26.1℃と平年並みの陽気となりました。
この時期は「一雨一度」と言われるように、雨が降るごとに気温が下がり、季節が秋へ進んでいます。

天気図です。
山陰地方に雨を降らせた前線は日本の南岸に下がりましたが、北寄りの風が流れ込み鳥取を中心に天気がぐずつきました。
30日は、高気圧に覆われてくるため西から晴れのエリアが広がる見込みです。

TSKさんいん中央テレビ
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