福山市保健所は29日、市内の医療機関で食中毒が発生し、食事を提供した業者を29日付で営業禁止処分にしたと発表しました。
福山市保健所によりますと、今月24日夜に市内の医療機関から「入院患者などに下痢や嘔吐の症状がある」と連絡がありました。
保健所が調査したところ、今月23日に、この医療機関で夕食に提供された食事を食べた女性8人のうち、職員を含む5人に嘔吐などの症状があり、食事の調理員や症状が出た人からノロウイルスが検出されたということです。
いずれも軽症で、回復に向かっているということです。
福山市保健所はこの夕食による「食中毒」と判断し、食事を提供した日米クック(本社・大阪市)を29日付で営業禁止処分としました。