松江市で高齢者施設に入所する100歳のお年寄りの長寿を祝う会が開かれました。
参加したみなさんはお祝いのウナギをペロリ。長寿の秘けつを聞いて見ました。
「かんぱーい」
松江市で開かれた100歳の長寿を祝う「百の会」です。
高齢者施設などを運営する松江市の「回春会」が、9月15日の「敬老の日」にあわせて開きました。
出席したのは、99才から103歳までの入所者6人、年齢はあわせてなんと606歳です。
100歳にかけて、果汁100パーセントのぶどうジュースで乾杯したあと、お祝いの膳として用意されたのはウナギ!うな重がふるまわれました。
その食べっぷりは、若者顔負けです!
このあと、お年寄りの前には玉手箱?「百」歳にちなんで「もも」のプレゼント。
デザートとして堪能しました。
とにかく食欲旺盛、楽しいお祝いの席を満喫したご長寿の皆さんに、元気の「源」は何か、24歳の記者が聞きました。
高野利徳さん(101歳)
万事塞翁が馬。悪いことには後にはいいこともある、と。済んだことにくよくよしないという考えですね。
今、ハマっていることはナンプレ。難しいのが解けたときの達成感、これが一番ですよ。
島村恭子さん(101歳)
きょうのはおいしかった。
ぼやーっと暮らしていたら長生きするものなのよ。
2025年9月時点の100歳以上の人口は、島根県で1083人、鳥取県で768人。
人口10万人あたりの数でみると、島根県は13年連続全国1位。
山陰両県は全国屈指の「ご長寿県」です。
医療法人社団回春会・杉谷倫紀副理事長:
楽しみを持つ、やることを見つける、話すなど本当に楽しんでらっしゃる方が多くいらっしゃるなと思っていて、その活力、高齢者だからこそ持つ長生きの秘訣なのかなと思っています。
施設では2026年は、さらに多くの入所者が「百寿」を迎えるということで、「百の会」を開いて長寿を祝うことにしています。