28日午後、東広島市で走行中の車がセンターラインを越え、反対車線脇の電柱に衝突し、助手席に乗っていた85歳の男性が死亡し、運転していた76歳の妻が重傷を負いました。
警察によりますと、28日午後1時ごろ、東広島市福富町久芳の国道で高齢の夫婦が乗った普通乗用車が直進中、センターラインを越え反対車線わきにある電柱にぶつかりました。
この事故で、助手席にいた無職の山本謙二さん(85)が胸を強く打つなどして病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。
死因は急性心不全だということです。
また、車を運転していた山本さんの妻(76)も骨折をする重傷見込みで病院に運ばれました。
現場は、片側1車線の直線道路で当時、路面は濡れていたということで、警察は事故の詳しい原因を調べています。
県内で、今年、交通事故で亡くなった人は45人になります。