近くでクマの目撃が相次いでいる岩手県八幡平市の中学校では、9月26日、出没を防ぐための対応に追われる状況で、引き続きクマへの警戒が必要です。

内記和人記者
「きのうクマが現れた現場に来ています。一夜明け近くの中学校の生徒が通学する時間になりましたが、クマの姿は確認できません」

25日、近くでクマの目撃が相次いだ八幡平市の安代中学校では、26日朝、校門付近や昇降口まで保護者に車で送迎される生徒の姿が見られました。

25日、クマが出没したのは中学校から北に50mほど先の林で、クリを食べる親子連れとみられるクマを岩手めんこいテレビのカメラが捉えました。

これまでに人への被害は確認されていませんが、クマが来るおそれがあるとして、学校は26日、敷地内にあるクリの木の伐採を決めました。

安代中学校 佐藤公一校長
「地域の人たち・行政・警察が(クマの対応に)動いてくれるので、そういう人たちの協力を得ながら、生徒の安全を第一に図っていきたい」

警察が現場周辺の通学路を中心に警戒を続けています。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

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