9月26日朝、岩手県葛巻町で、77歳の女性がクマに襲われ大けがをしました。
県内で2025年にクマに襲われた人の数はこれで19人となりました。

26日午前6時前、葛巻町江刈の住宅の玄関前で洗濯をしていたこの家に住む77歳の女性が、背後から来たクマに顔を引っかかれました。

女性の夫は「大きいクマだね」と話します。

現場にはクマとみられる足跡が残されていました。

女性の夫によりますと、女性はあごの骨を折る大けがをして病院に運ばれましたが、命に別条はないということです。

女性の夫は「(クマは)山奥にしかいないと思っていた。今は里で暮らしている。油断する暇がない」と語ります。

現場は、葛巻町複合庁舎から南東に約5kmの山あいの地域で、町は26日、クマを捕獲するためわなを設置しました。

県内で2025年にクマに襲われた人の数はこれで19人となり、2024年の同じ時期を10人上回っています。

(岩手めんこいテレビ)

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