那覇市内で頬に発疹が出る感染症、いわゆる「リンゴ病」の患者が増加しているとして那覇市保健所は警報を出し、手洗いなどの感染予防を呼びかけています。

「リンゴ病」と呼ばれる伝染性紅斑は幼児や児童に多い感染症で、微熱やかぜの症状のあと両頬に赤い発疹が出ます。

感染力はかぜに似た症状が出る時期に最も高くなり、くしゃみや咳の飛沫を吸い込むことなどで感染します。

那覇市内では今月8日からの1週間に定点小児科医療機関6か所から報告された患者数が12人となり、基準値を超えたとして那覇市保健所が警報を発表しました。

妊婦が感染した場合、流産する恐れもあり那覇市保健所はかぜ症状のある人はマスクを着用するほか、こまめな手洗いなどの感染予防を呼びかけています。

沖縄テレビ
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