立憲民主党の寺田学衆議院議員が、次の衆院選に出馬せず、現在の任期をもって政界を引退する意向を明かしました。

衆議院議員の寺田学氏は横手市出身の48歳。

2003年に27歳の若さで秋田1区に出馬し、初当選しました。

その後一度落選したものの、2024年の衆院選では比例復活で当選を果たし、現在7期目です。

寺田氏は19日に、自身のホームページで次の衆院選には出馬せず、今の任期をもって政界から引退することを発表しました。

引退の理由について、妻で参議院議員の寺田静氏と取り組んできた、議員としての活動と育児や家事などの両立が難しくなったとし、夫婦で話し合った結果、静氏の政治活動を優先するため自身が家事や育児を担うことを決めたとしています。

寺田氏は、現在所属する立憲民主党の野田佳彦代表や県連の幹部にはすでに意向を伝え、次の衆院選の候補者の選定を依頼しました。後任の指名をしないということです。

なお、寺田氏は9月24日に記者会見を開き、政界引退について説明する予定です。

秋田テレビ
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