私立学校の設置について有識者が協議する岩手県の審議会が9月18日に開かれ、全国で予備校を展開する河合塾学園が一関市に通信制高校を設置する計画が承認されました。
18日の県の審議会には県内の高校の校長や弁護士など10人の委員が出席しました。
このなかでは、全国で予備校を展開する愛知県の学校法人河合塾学園が、一関市に設置を計画している通信制高校ドルトンハイブリット高校について審議されました。
河合塾学園が提出した計画書によると、この高校はオンラインでの授業を主体としながら県内外の宿泊施設などに数カ月滞在して、生徒自身が設定したテーマを研究するカリキュラムが用意されています。
また河合塾学園では閉校した油島小学校の校舎を活用する計画です。
18日の審議会で委員からの異論はなく、設置計画は承認されました。
河合塾学園では2027年4月の開校を目指し準備を進めるとしています。
設置されれば県内の通信制高校は7校目となります。