ラグビー強豪校・天理大学で大麻使用の罪などに問われた元部員2人に拘禁1年が求刑されました。
天理大学の元ラグビー部員の21歳の男2人はことし6月、学生寮で大麻の植物片およそ0.6グラムを所持し、使用した罪に問われています。
18日の初公判で、2人は起訴内容を認め、50回以上にわたり大麻を使用したことがあると話しました。
検察側は「常習性や依存性が認められ再犯の可能性が高い」と指摘し、それぞれに拘禁1年を求刑。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
判決は来月6日に言い渡される予定です。
天理大学は、これまでにほかの部員に対し尿検査などを実施した結果、違法性が疑われる情報は確認されなかったと発表しています。