高級車を狙った窃盗グループ14人が検挙されました。
杉内拓真被告(24)と、林田裕也被告(26)は去年3月、神戸市内の駐車場で時価880万円相当の乗用車1台を盗むなどあわせて11件の窃盗事件や窃盗未遂事件で起訴されています。
警察によると、2人は闇バイトなどで集められた窃盗グループの指示役で、すでにメンバーである12人が検挙されています。
このグループは「レクサス」などの高級車を狙い、車の制御システムに侵入する「CANインベーダー」を使って犯行に及んでいたとみられています。
被害は、大阪や兵庫など4府県で21件あわせて8800万円相当にのぼるということです。
調べに対し、杉内被告は黙秘し、林田被告は「何のことかわかりません」と否認しています。