候補となる店長クラスは現在約750人いますが、3年後に300人を新制度の対象にするよう育成をしていくということです。年収2000万円となる最上位グレードは、10人を目指すということです。

人手不足で待遇改善を打ち出す動きは相次ぐ

青井キャスター:
もう既に店長でいらっしゃるので優秀な方でしょうし、そこの争いということになるんでしょう。

青井キャスター:
他にも「ガスト」などを展開する「すかいらーく」で、年収1000万円を超える店長の年収を引き上げる動きが出ています。こうした背景について、フジテレビ智田裕一解説副委員長は「人手不足が強まる中で、待遇改善を打ち出す動きが相次いでいる。業種の垣根を越えて優秀な人材を確保する環境を整える取り組みは今後も広がっていくのではないか」と指摘しています。こうした大幅な年収引き上げは、やる気になりますよね。

SPキャスターパックン:
素晴らしい、好ましい動きですね。頼まれたことだけではなく、頼まれていないことを自ら見つけてやることによって付加価値をつける。それが報われるという制度ですが、これがもっと広く普及することと、さらにその飲食店の店員さんも賃金が上がることによって、日本国内の経済も引き上げられる効果もあるかもしれません。

さらには、世界で勝負しようとしている店で、数百店舗も海外にありますよね。アメリカのファストフードチェーン店の店長は2000万円レベルですよ。世界と勝負したいならハングリーな人材育成が絶対マストだと思います。

数字重視の競争になりますが、味を大事にして感動も忘れないでもらいたいですね。
(「イット!」9月17日放送より)

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