2025年6月、鯖江市内の自宅に火をつけたとして逮捕された男が17日、福井地方検察庁に送検されました。
現住建造物等放火の容疑で逮捕・送検されたのは54歳の会社員の男です。
警察によりますと、男は2025年6月22日、鯖江市桜町3丁目の自宅に火をつけた疑いが持たれていて、焼け跡からは男の82歳の母親が遺体で見つかりました。
火事の後、荒井容疑者は行方が分からなくなり、4日後に衰弱した状態で発見されました。
警察は男が16日朝に退院したことから事情を聞いたところ、容疑が固まり逮捕しました。男は「火を付けたことは間違いない」と容疑を認めています。
死亡した母親は、当時、自力で歩行するのは困難な状態だったということです。
警察は引き続き、放火の動機や母親が死亡した経緯について調べを進めています。