ハンドボールの国内最高峰、リーグHの第2節。香川銀行シラソル香川が開幕2連勝をかけて高松市で、HC名古屋と対戦しました。
地元、高松市での今シーズン初戦に挑んだシラソル香川、同じく開幕2連勝を狙うHC名古屋と一戦です。
この試合、シラソルの持ち味である堅い守りと多彩な攻撃がしっかりと機能します。素早いパス回しからサイドを使って得点を重ねるとキーパーの下馬場燎は相手の7mスローを止めてみせます。攻守がかみ合ったシラソルが危なげない試合運びでリードを広げ22対13で前半を終えます。
後半に入ってもシラソルは主導権を渡しません。キーパーの下馬場は後半でも好セーブを連発。攻撃では、3番の藤井愛子がリーグ100得点目となる記念ゴールを含むチーム最多の10得点をあげ、試合は41対30でシラソルが勝利。開幕2連勝を飾りました。
(シラソル香川・下馬場燎選手)
「自分たちの持ち味である守って速攻が体現できて、自分たちのリズムで始まった試合だった。ディフェンスがいてこそのキーパーなのでディフェンスの助けを借りながらではあった。」
(シラソル香川・藤井愛子選手)
「(100得点まで)あと3点だとは思っていたがあまり考えていなくて、アナウンスで100得点取ったんだという感じ。めちゃくちゃ嬉しい。残りの18戦、チーム全員で誰が出てもシラソル強いなと思ってもらえるようなそういうチームになれるように頑張る。」
リーグ戦で好スタートを切ったシラソル香川、次節は9月20日、アウェーで富山と対戦します。