ラーメンは大好きだけどアレが気になる・・・。
そんな人にとって朗報となるかもしれません。
塩分を体に吸収しにくくする物質に変える技術を開発した企業が、県内の人気ラーメン店とコラボし商品開発を行っています。

【トイメディカル 竹下 英徳 社長】
「(味千拉麺の)オリジナルの味を邪魔しない。でも塩分の吸収を抑えるのが目標。
それぞれの味のまま『罪悪感なく』食べてもらうそんな商品ができたらいいな」

菊陽町にある『味千拉麺』でおなじみの『重光産業』です。

塩分の過剰摂取問題に取り組む熊本市南区の企業『トイメディカル』とコラボし、塩分を気にせずに食べられるラーメンの開発が行われています。

その方法とは、トイメディカルが海藻のぬめり成分にヒントを得て開発した塩分を体に吸収しにくくする物質に変える『塩分オフセット技術』を麺に取り入れること。
この共同開発は2年前から行われています。

11日はトイメディカルの竹下英徳社長や、両社の商品開発担当者などが配合を変えた三つの試作品を食べ比べていました。

【重光産業 商品開発を担当 吉本 隆徳さん】
「私の感触だと二つ目に食べたのが影響がなく、素材(塩分オフセット技術)が入っても商品に影響を与えずに作ることができると思った」

【トイメディカル 竹下 英徳 社長】
「味千拉麺という熊本の老舗の企業とコラボすることで、世界に向けて発信していきたい」

両社は今後検証を重ね、来年春の商品化を目指すということです。

テレビ熊本
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